間違いやすい英語法:discussは他動詞!discussのうしろは話題!【中学生以上向け】
discussの後ろには何が来る?リュケイオン・オンラインの講師がdiscussの語法を徹底解説します!
discussの後ろには何が来る?discussの語法を徹底解説
目次
- discussは前置詞不要!目的語に直接「話題」をとる
- discussの目的語は「話題」or「議題」のみ!「人」の場合は?
- 名詞形のdiscussionの使い方
- discussとdiscussionの用法まとめ
- 覚え方のコツとリュケイオン・オンラインのご紹介
1. discussは前置詞不要!目的語に直接「話題」をとる
こんにちは。
リュケイオンです。
今日の話題はdiscussについてです。
まずは以下の文をご覧ください。
どこが間違っているか皆さんはわかりますか?
× I'd like to discuss about climate change.(私は気候変動について議論したいと思います。)
discussのうしろの部分がが間違っています。
日本語で「~について」とあるので「about(~について)」を思わず入れたくなりますが、
discussは「話題」を直接目的語に取る他動詞です。
前置詞は要りません。
よってdiscussのうしろは話題にあたる"climate change"となり、正しくは
✅ I'd like to discuss climate change.(私は気候変動について議論したいと思います。)
2. discussの目的語は「話題」or「議題」のみ!「人」の場合は?
では次はどうでしょうか
× When I discuss them, I can't say the things I want to say.(私は彼らと議論するとき、言いたいことを言えない)
「discussが他動詞」だから、前置詞ナシで正しそうですが、
discussの目的語になることができるのは「話題」「議題」だけです。
他のものはdiscussの目的語になれません。
「人と」というときは"with"が要ります。
ならばこれでどうでしょう。
× When I discuss with them, I can't say the things I want to say.(私は彼らと議論するとき、言いたいことを言えない)
実はこれも間違い。"I discussed with them,"の部分が正しくありません。
人だからwithを入れたのだからそれでいいではないか・・・?
discussは自動詞としての用法が無いため、必ず目的語(話題)が必要です。
discussのうしろは必ず「話題」になります。
したがって、「話題」への言及をしない場合はdiscussを使うことはできませんので、
別の同義語で代用するしかありません。
✅ When I talk to them, I can't say the things I want to say.(私は彼らと議論するとき、言いたいことを言えない)
3. 名詞形のdiscussionの使い方
なお、"discussion"は名詞なので、当然のように目的語をとることはできませんから、
「話題」の前でも"about"が必要で、「話題」が無くても間違いにはなりません。
先ほどの2つの例文はこのように書き換えることができます。
✅ I'd like to have a discussion about climate change.
✅ When I have a discussion with them, I can't say the things I want to say.
4.まとめ
いかがでしたか?
✅discussは他動詞で、目的語(話題)が必須です。
✅discussionは名詞ですので、"discussion about" "discussion with"もアリです。
英訳や英作文では狙われどころなので、しっかり押さえておきましょうね!
ややこしい!という方は「discussするには前置き(=前置詞)無しで話題が要る」と覚えるといいと思います!
いかがでしたか?
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